よい万年筆の見つけ方

長年愛用できるような書き味のよい万年筆を探せ

いい万年筆をさりげなく使う人には、センスのよさと大人の余裕が感じられる。長年愛用できるような万年筆を一本くらいは持ちたいものだ。
自分に合うものを見つけるには、信頼できる店で経験豊かな店員に相談するのが早道だ。売り場には多くの商品がずらりと並んでいるが、全部を試し書きしていったら、大変な労力が掛かってしまう。
プロのアドバイスを聞いた方が効率よく選べるといったわけだ。

そのためにも、初めから予算と好みをはっきりさせておきたい。万年筆の価格は国産で一万〜三万円台、外国の高級ブランドで三万〜五万円台が主流となっている。
初めてなら、あまり無理のない範囲で探した方がいいだろう。

ペン先について

長く使うには、ペン先は金メッキより金ペンのほうがいい。ただし、14金、18金、21金の違いはペン先のやわらかさの違いを表したもので、必ずしも14金よりも金の量が多い21金のほうが高級というわけではない。
ほかにも、ペン先は柔らかいほうがいいのか、文字は太い方がいいのか、細い方がいいのか、自分の好みをはっきりさせておくことが大切だ。
また、ペン先の幅が広く厚いものは弾力がなく硬い書き味になる。細長くて薄いものはしなりがよく、感触が柔らかい。
先端に切り込みが入っているのを見たことがあると思う、これは「切り割り」といってしなりを調節する大切な部分だ。この切り込みが長いほど柔らかく、短いほど硬い感触だ。

試し書き

これらを参考にして自分の好みを店員に告げると数本の候補を出してきてくれるだろう。さっそく試し書きをしよう。
その際に遠慮して筆圧を普段より軽くしたりすると試し書きが無意味なものになってしまう。
またやりガチなのがグルグルと円を書くこと。これも無意味、あなたが万年筆でグルグル円を書くために買うのであれば問題はないが普通は文字を書く。
自分の名前などを書くといいだろう。そうしないと買ってから後悔することになってしまうからだ。

握ったときの感触や重み、書いているときのバランスも重要になってくる。デザインを含めた全てを総合的に考えて、自分好みの一本を選択することだ。

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